Panda
図と地。ポジティブとネガティブ。
そのどちらもあって、世界が成り立つ。
時々反転したりもする。組み合わせがかわれば、景色も変わる。意味も変わる。
磁器の素地に、透明釉薬をかけて、その上から撥水材でドローイングをして、最後に黒い釉薬を上掛けして出来た模様。
「PANDA」というシリーズ名にとりわけ意味はなく、白と黒の模様から作者が直観的に名づけました。
でももしかしたら、「P」「A」「N」「D」「A」は何かの頭文字かもしれないし、アナグラムかもしれない…。
なんて思いながら器の白黒模様も眺めていると、なにかあなたにだけわかる景色・意味がうかびあがるかもしれません。
つくり手の遊び心から生まれたシリーズです。